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【金沢市】棟瓦積み直し工事 M様邸

【金沢市】棟瓦積み直し工事 M様邸

使用商材

既存の瓦を使用。

 

 

エリア

石川県 金沢市

施工面積

6m

施工費

22万円

築年数

29年

工 期

1日

工事内容

棟瓦 積み直し工事

施工前の様子

施工の流れ

施工完了!

当社からのコメント

お客様宅へ定期点検でお伺いした際、「2024年元旦に起きた能登半島地震で、もしかしたら瓦がズレてるかもしれないので見てほしい」とご要望を受け、確認した所、納屋の棟瓦がズレていました。

今回は棟瓦の積み直しで施工させていただきました。

棟瓦の修繕方法は3パターンあり、今回行う「積み直し工事」は、既存の瓦屋根の棟部分を一度解体し、新しくまた瓦を積み直して修繕を行う施工方法になります。既存の瓦を使用するので費用は安く抑えられます。

他には「積み替え工事」は、積み直し工事と途中まで同じで、既存の瓦を使用せず、新しい瓦を使用する施工になります。なので、積み直し工事より費用は割高になります。

最後に「耐震ハイロール工法」があります。耐震ハイロール工法とは、福島県や熊本県など過去に大きな地震の被害に遭われた際に、話題になった瓦の施工方法です。漆喰を使用せず、棟瓦を積む新しい工法で、耐久性・通気性に優れています。漆喰を使用した場合、経年劣化などのひび割れが生じる可能性が高いですが、この工法はその心配が一切ありません。

また、その他にもメリットは乾式工法なので、漆喰を使用しない事と熨斗瓦(のし瓦)を使用しないため、屋根にかかる重量の軽減になります。また、金具で棟瓦を固定するため地震で家が揺れても棟瓦が崩れる心配がありません。

デメリットは、既存の棟瓦が使用できなくなる事と新しい瓦が必要になるため、瓦と乾式面戸シートの代金が発生してしまう事で、どうしても、湿式工法(積み直し)よりも費用がかかってしまいます。

施工後は、棟瓦のズレから雨漏りがする可能性があったけど雨漏りする前で良かった。と安堵のお言葉をいただきました。