お客様より雨漏り修繕のご相談を受け、現地を調査致しました。
2階から雨漏りしているとお伺いしました。
屋根を確認したところ、50年以上前の瓦が葺いてありました。
瓦をめくってみると、防水紙(フェルト)がほぼありませんでした。
このままの状態ですと、強風時の雨が瓦の隙間から侵入し雨漏りを更に悪化させる恐れがありましたので、瓦屋根の葺き替えをおすすめさせていただきました。
瓦から瓦の「葺き直し」・「葺き替え」の施工がありますが、違いを説明いたします。
「瓦の葺き直し工事」
屋根に取り付けられている瓦を撤去し、下地の補強や補修を行います。
それから防水紙を新しく葺き、付いていた既存瓦を元に戻す施工です。
「瓦の葺き替え工事」
屋根に取り付けられている瓦を撤去し、下地の補強や補修を行います。
それから防水紙を新しく葺いて、新しい瓦を葺き替える施工です。
今回の屋根工事は、瓦から板金屋根に葺き替える工事を行いました。
今回使用した屋根の材料はD’s ROOFING (ディーズルーフィング)のエコグラーニです。
こちらは、通常の板金屋根(ガルバリウム鋼板・トタン屋根)と違い、ジンカリウム鋼板で作られています。
ジンカリウム鋼板とは、アルミニウム、溶解亜鉛、シリコンを含んだ合金皮膜鋼板です。
特徴としては、高対蝕性・耐熱性・熱反射性を併せ持つ鋼板になります。これは、亜鉛鉄板と耐久比較をした、3〜6倍優れている代物です。
天然のストーンチップが吹き付けられているため、塗り替えのメンテナンスが不要です。
メーカーより30年の材料品質保証がついてる商品となります。
施工後は、「雨漏りに困っていたが、早急な対応をしてもらって助かりました。」とありがたいお言葉をいただきました。