〜プロが教えるお役立ちコラム〜
強風や雪害で雨樋が壊れた場合、
「まず何をすべきか」「保険はどう使えるか」「業者にはいつ連絡するか」
をスムーズに理解できるよう、実際の流れに沿ってわかりやすくまとめました。
① まず、現状の安全確認
強風直後は落下物の危険があります。
- 外れてブラブラしている樋
- 割れて飛んできそうな部材
- 軒先の破損
これらがある場合は近づかず、無理に触らないことが大切です。
② 壊れた部分を撮影する(証拠が重要)
火災保険では 「風災による破損か?」を証明する写真 が必要になります。
撮影ポイント:
- 壊れている全体像
- 破損箇所のアップ
- 落下した部材があればその写真も
- 可能なら風で飛びそうな状況も
「いつ壊れたか」「どんな天候だったか」をメモしておくと申請がスムーズです。
③ 加入中の火災保険会社へ連絡
雨樋の破損は多くの場合 “風災”として補償対象 になります。
連絡時は以下を伝えるとスムーズ:
- 契約者名
- 破損した日・状況(例:台風の強風で外れた)
- 壊れた箇所(軒樋・縦樋・集水器など)
- 応急処置が必要かどうか
保険会社から案内される書類(事故報告書など)を準備しながら進めます。
④ 修理業者へ調査依頼
ここで初めて業者に連絡します。
業者が行う内容:
- 破損状態の確認
- 保険申請に必要な写真の撮影
- 見積書の作成
※雨樋以外にも破損があれば、まとめて見てもらうと申請漏れを防げます。
⑤ 保険会社へ必要書類を提出
一般的に必要なのは以下:
- 修理見積書
- 壊れた箇所の写真(業者分+自分の分)
- 事故詳細の書類
- 保険会社から求められた追加資料
この段階で「風災認定」されると保険金が支払われます。
⑥ 保険金の確定後、修理工事へ
保険金が振り込まれてから工事するのが安心ですが、
- 緊急性が高い
- 二次被害の恐れがある
という場合は、保険会社へ「応急処置が必要」と伝えれば先に工事しても大丈夫です。
よくある質問
強風で壊れた証拠は必要?
必要です。「経年劣化ではなく、風で壊れた」と証明できる写真や記録は必須。
全額保険で直せる?
多くのケースで修理費のほとんどを保険でまかなえます。
ただし 免責金額が設定されている契約 の場合はその分が自己負担に。
どの業者に依頼すればいい?
火災保険対応に慣れている屋根・外装リフォーム業者がおすすめ。
写真撮影や書類作りがスムーズなので、申請がほぼ自動で進みます。
編集部からのひとこと
- 安全確認
- 写真を撮る
- 保険会社へ連絡
- 修理業者に調査依頼
- 書類提出 → 保険申請
- 保険金確定後、工事へ
この流れに沿えば、トラブルなくスムーズに修理できます。
屋根や外壁、雨樋の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
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