〜プロが教えるお役立ちコラム〜
外壁(特に窯業系サイディング)が 反る・波打つ・浮く 主な原因を、建材の性質と施工の両面からまとめました。
外壁が反る主な原因
- 吸水と乾燥の繰り返し → 膨張収縮
- 直射日光による熱膨張(南・西面に多い)
- 施工不良(釘の打ち込みすぎ/通気不足など)
- 外壁材の厚み(14mmは反りやすい)
- 塗膜劣化による吸水増加
- 湿気の多い地域環境(北陸は特に注意)
反った外壁の対処法(現場で実際に行う方法)
1. ビス増し打ち・浮き部分の固定
軽度の反りで、外壁材がまだ健全な場合に有効。
施工内容
- 浮いている部分にステンレスビスを追加
- 下地(胴縁)にしっかり固定して動きを止める
- ビス頭は防水シール処理
メリット
- 工事費が安く済む
- 早い(半日〜1日で完了)
デメリット
- 反りが大きい場合は根本解決にならない
- 外壁表面にビス跡が残る
2. 部分張替え(重度の反りに対応)
反りが大きい、割れがある、内部が湿っている場合は部分交換が確実。
施工内容
- 反っている1〜2枚を撤去
- 新品サイディングへ交換
- 目地シールを新たに施工
- 既存との色違いを塗装で調整
メリット
- 根本的に解決できる
- 内部腐食の有無も確認できる
デメリット
- 工事費が増える
- 築年数が経っていると色合わせが難しい
3. 外壁塗装で吸水を抑えて進行をストップ
反りは「止める」ことはできても「元に戻す」ことはほぼ不可能。
塗装で 吸水を止めて進行を抑える ことが目的。
施工内容
- 下地補修(シール打ち替え・浮き固定)
- 下塗りで吸水止め
- 中・上塗りで保護膜を作る
メリット
- 反りの進行を抑えられる
- 外観が綺麗に戻る
デメリット
- すでに反っている部分はそのまま残る
- 施工不良由来の反りは再発の可能性あり
4. 通気層の改善
反りの原因が「湿気・結露」の場合、通気層不良が疑われます。
施工内容
- 重ね張り(カバー工法)で通気層を再構築
- または部分張替えで防水紙と胴縁の見直し
- 基礎水切りの通気口の確保
メリット
- 住まいの寿命が延びる
- 今後の反りを予防できる
デメリット
- 工期・費用が大きい
5. 放置した場合のリスク
- 外壁材の割れ
- 雨水侵入
- 胴縁(木下地)の腐食
- 断熱材が濡れて性能低下
- 最終的には大規模修繕が必要に
反りは放置すると確実に悪化する症状です。
編集部からのひとこと
外壁の反りは「見た目の問題」だと思われがちですが、
実は内部構造の不具合が表面化した“サイン”でもあります。
軽度な段階ならビス固定や塗装で抑えられますが、重度になれば交換が必要。
特に北陸のような湿度・雪の影響が大きい地域では、
外壁の吸水と通気のバランスが寿命を大きく左右します。
早期診断と適切な対処が、将来の大きな出費を防ぐ鍵になります。
屋根や外壁、雨どいの不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
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