〜プロが教えるお役立ちコラム〜
屋根の「横葺き」と「縦葺き」は、屋根材を設置する方向の違いによる分類で、それぞれに特徴・メリット・デメリットがあります。建物の形状や地域の気候、見た目の好みによって選択が分かれます。
横葺きと縦葺きの違い【比較表】
項目 | 横葺き(よこぶき) | 縦葺き(たてぶき) |
---|---|---|
敷き方向 | 屋根の流れ方向(軒先から棟)と直角に横向きに葺く | 屋根の流れ方向(軒先から棟)に沿って縦に葺く |
適した勾配 | 中〜急勾配(3寸以上) | 緩勾配〜急勾配(2寸〜) |
防水性能 | 継ぎ目が多く、雨仕舞いにやや注意が必要 | 継ぎ目が軒から棟に向かい、雨仕舞いに優れる |
デザイン性 | 横ラインが際立ち、モダンでシャープな印象 | フラット感・直線美でスタイリッシュかつスッキリ |
メンテナンス | 継ぎ目やジョイント部の点検が多め | 継ぎ目が少なくメンテナンス性良好 |
工期 | 部材が短く施工しやすいが手間がかかる | 長尺材で早く施工可能 |
価格感 | 一般的にはやや割高(デザイン性重視のため) | シンプルな構造で比較的リーズナブル |
横葺きの特徴と向いている建物
特徴
- 屋根に水平ラインが出るため、意匠性が高くモダンな外観になる
- 継ぎ目が多いため、雨仕舞いは丁寧な施工が必要
- 3寸以上のある程度勾配がある屋根に適している
向いているケース
- デザイン性を重視した住宅(シンプルモダン系)
- 地域的に降雪量が少ない・水はけが良い場所
- 勾配がしっかりとれる屋根構造
縦葺きの特徴と向いている建物
特徴
- 軒から棟まで水がスムーズに流れやすく、雨仕舞いに優れる
- 継ぎ目が少ないため漏水リスクが低く、工期も短い
- 緩勾配(2寸程度)でも対応可能な屋根材も多い
向いているケース
- 雪が多い地域(北陸・東北など)
- メンテナンスの頻度を抑えたい住宅
- シンプルな片流れ屋根や切妻屋根
選び方のポイント
建物条件 / 優先ポイント | おすすめ葺き方 |
---|---|
雨や雪が多い地域 | 縦葺き |
デザイン性を重視したい | 横葺き |
工期や費用を抑えたい | 縦葺き |
屋根勾配が急で意匠重視 | 横葺き |
緩勾配で機能性を重視 | 縦葺き |
編集部からのひとこと
「どちらが良いか?」は一概には言えませんが、
北陸のように降雨・降雪の多い地域では「縦葺き」がおすすめです。
一方で、外観にこだわった住宅には「横葺き」も人気。
屋根の形状やご自宅の立地、メンテナンス性を考慮しながら、施工実績のある地元業者と相談して最適な葺き方を選ぶのが理想です。
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
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