〜プロが教えるお役立ちコラム〜
日本の住宅外壁の約8割で採用されているといわれる「窯業サイディング」。
デザインの豊富さや施工のしやすさから人気ですが、耐久性やメンテナンス面には注意が必要です。
ここではそのメリット・デメリットを整理してみましょう。
窯業サイディングのメリット
- デザインの多彩さ
タイル調・木目調・石張り調など、デザインやカラーが豊富。好みに合わせて外観を大きく変えられるのが魅力です。 - コストパフォーマンスが高い
工場で大量生産されるため品質が安定しており、比較的リーズナブルに施工できます。 - 施工性の高さ
パネルを張り合わせる工法なので工期が短く、リフォームにも適しています。 - 耐火性能に優れる
セメントや繊維質を主原料とするため、不燃材として火に強いのも安心ポイント。
窯業サイディングのデメリット
- シーリング(目地)の劣化
サイディング同士のつなぎ目に充填されるシーリング材は10年前後で劣化し、ひび割れや隙間から雨水侵入のリスクが生まれます。 - 塗装による防水性維持が必須
サイディング自体に防水性はなく、表面塗装に頼っています。そのため10〜15年ごとに再塗装が必要です。 - 熱や水分による反り・浮き
長年の直射日光や湿気の影響で、パネルが反る・浮くといったトラブルが起こることがあります。 - 重量がある
金属サイディングと比べると重く、耐震性の面ではやや不利になります。
まとめ
窯業サイディングは「デザインの自由度」と「コストのバランス」に優れ、最も普及している外壁材です。
ただし、シーリングや塗装のメンテナンスを怠ると劣化が一気に進むため、定期的な点検・補修が欠かせません。
編集部からのひとこと
窯業サイディングは“メンテナンス次第で家の寿命が決まる外壁”ともいえます。
特にシーリングの劣化を放置すると雨漏りの原因に直結するので、「まだ大丈夫」と思わず、
築10年を目安に専門業者の点検を受けることをおすすめします。
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