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コラム

雨樋(塩ビ製)って、通常どれぐらい持つの?

〜プロが教えるお役立ちコラム〜

塩ビ(塩化ビニル製)の雨樋は日本の住宅で最も普及しているタイプで、軽量かつ施工性に優れています。
ただし耐久性には限界があり、紫外線や気温差の影響を受けやすいのが特徴です

塩ビ雨樋の耐久性

  • 一般的な寿命:15〜20年程度
     紫外線や熱膨張・収縮による劣化で、ひび割れ・変形・退色が進みます。
  • 北陸など積雪地域では短命化
     雪の重みや氷柱による衝撃で、10〜15年で交換が必要になることもあります。

よくある劣化症状

  • 反り・たわみ … 夏の熱膨張や雪荷重で形状が歪む
  • ひび割れ … 紫外線劣化や経年による樹脂の硬化
  • ジョイント部からの漏れ … 接合部のパッキンや接着部が劣化
  • 変色 … 白化・退色は紫外線劣化のサイン

メンテナンス・対処法

  1. 定期点検(2~3年ごと)
    • 特に「金具の緩み」「接合部の隙間」を確認。
    • 大雨や積雪後は目視点検が有効。
  2. 清掃(年1~2回)
    • 落ち葉や泥が詰まると排水不良 → オーバーフローによる雨漏り・外壁汚染につながる。
    • 特に北陸は風で飛来物が溜まりやすいため、春・秋の清掃が効果的。
  3. 部分補修
    • ひび割れ → 専用ボンドで補修可能(応急処置レベル)。
    • 金具緩み → 早期に締め直し。腐食があれば交換。
  4. 交換の目安
    • 全体的に変色・脆化している場合は補修より交換がコスト効率的。
    • 新素材(硬質塩ビ+耐候樹脂、ガルバリウム鋼板製)へリフォームすることで耐久性は25〜30年へ向上。

編集部からのひとこと

「雨樋の劣化=家の寿命に直結」します。
樋が機能しないと、外壁・基礎まわりへ雨水が集中 → クラック・劣化・雨漏りリスクが一気に高まります。
定期清掃と10〜20年ごとの交換サイクルを意識することが、住宅を長持ちさせるポイントです。

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