〜プロが教えるお役立ちコラム〜
雨樋は「水を流すだけの部材」と思われがちですが、実際は 外部環境にさらされ続ける消耗部材です。
だからこそ破損リスクも高いんです。
ここでは、破損する主な原因を3つにまとめてみました。
① 自然災害(風・雪・氷の重み)
- 台風や突風で 樋があおられる・外れる
- 豪雪地帯では雪の重みや落雪で 変形や割れが起きやすい
- 冬季の氷柱(つらら)も雨樋を引っ張り、破損につながる
② 経年劣化・紫外線による素材劣化
- 塩ビ製の雨樋は紫外線で 硬化・ひび割れ
- 金属製でも長年の雨で サビや腐食が進む
- 支持金具(受け金具)の緩みやサビが原因で 樋が落ちることも
③ 外的要因・施工不良
- 落ち葉やゴミが詰まり、排水できずに 水の重みで変形
- 取り付け勾配が不十分だと、常に水が溜まり 樋がたわむ
- 施工時の固定不足で、強風や積雪に耐えられないケースも
対策・改善案
- 定期点検(5年に1度) … 金具の緩みや割れのチェック
- 掃除(年1~2回) … 落ち葉や泥を除去
- 雪止めの設置 … 豪雪地帯では必須
- 材質選び … 金属製(ガルバリウム等)は耐久性UP、ただしコスト高
- 保険活用 … 台風や積雪による破損は火災保険でカバーできる場合も
編集部からのひとこと
雨樋の破損は“雨漏りの前兆”とも言われます。
樋が壊れると建物の基礎まわりに水が集中し、知らぬ間に大きな被害につながることもあります。
これを機に、外壁や屋根だけでなく、ぜひ雨樋にも目を配ってみてくださいね!
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
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