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コラム

雨仕舞いとは?~見えないところが家を守る!職人技が光る“水の流れ”設計~

〜プロが教えるお役立ちコラム〜

雨仕舞いの定義

雨仕舞いとは、建物に雨水が浸入しないようにする屋根・外壁・窓・接合部などの設計や施工方法のことを指します。
構造そのものというより、“水の逃がし方”の設計と処理方法に重点を置いた考え方です。

なぜ雨仕舞いが重要なの?

家は、完全に密閉されているわけではありません。
実際には、屋根と壁の接合部・サッシ回り・外壁の継ぎ目などにすき間や段差があるため、
雨が入らないようにするには、水を中に入れない工夫&入っても逃がす工夫が不可欠です。

雨仕舞いが悪いと…

  • 雨漏りが発生
  • 壁内の構造材が腐る
  • シロアリやカビの原因に
  • 外壁・屋根材の寿命が縮む

雨仕舞いの具体例

箇所雨仕舞いの工夫(例)
屋根と外壁の取り合い水切り金具や水返し板金を設置
サッシ周り防水シートとコーキングで三重の水返し処理
屋根の棟・谷部捨て板金・谷樋を用いて水を効率よく排水
ベランダ・庇勾配をつけて水を外へ流す+防水層の施工
外壁の継ぎ目シーリング処理+段差納まりで水を下へ逃がす設計

ポイント:「防ぐ」だけでなく、「逃がす(流す)道筋をつくる」のが雨仕舞いの基本!

編集部からひとこと

雨仕舞いって、言葉は地味だけどめちゃくちゃ重要なんです。
家づくりやリフォームでは、見た目の美しさも大事ですが、“見えない納まり”にこそ職人の腕と知恵が出ます!

雨漏りが気になる方は、ぜひ雨仕舞いの状態や処理が正しく行われているかチェックしてみてくださいね!


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