〜プロが教えるお役立ちコラム〜
軒天(のきてん)の剥がれを放置すると、家の“弱点”がどんどん拡大していきます。
軒天は見えにくい場所ですが、雨・風・湿気から家を守る重要パーツ。
剥がれは、放置すべきではありません。
雨水が屋根裏に侵入して雨漏りにつながる
軒天が剥がれる=外気と屋根裏が直結した状態。
本来は風雨の吹き込みを防ぐ役割なのに、穴が開くと逆効果。
▼ 放置すると
- 雨水が屋根裏に入る
- 断熱材が濡れて機能低下
- 天井のシミ・カビ発生
- 最終的には室内雨漏りへ発展
雨漏りの入口になるため早めの対応が必須です。
小動物(鳥・ネズミ・コウモリ等)が侵入する
軒天の剥がれは“格好の侵入口”です。
▼ 放置すると
- 糞尿による天井裏の汚れ
- 断熱材をかじって巣作り
- 深夜の物音や悪臭
- 害虫(ダニ・ノミ)発生
駆除と清掃で追加費用が10〜20万円以上になることもあります。
木材の腐食が進行して耐久性が下がる
軒天の剥がれから湿気・雨が入り、
垂木・野地板などの木部が腐り始めることがあります。
腐食が進むと
- 軒のたわみ
- 軒先の落下
- 追加の大工工事が必要
ちょっとした補修が、大規模な修繕に発展する危険があります。
風で軒天がさらに捲れ上がり、落下の危険
剥がれた部分に風が入り込むと、
軒天材がバタつき、剥がれは一気に拡大します。
▼ 放置のリスク
- 軒天材が落下して通行人や車に当たる
- 隣家へ飛散しトラブルに発展
- 風で屋根材まで持ち上がり、二次被害が起きることも
安全面から見ても放置は危険です。
外観の劣化が進み、家のイメージダウン
軒天が剥がれていると、家全体が傷んで見えます。
- 売却時の査定に影響
- 近隣への印象ダウン
- 建物の劣化速度が加速
美観と価値の両面でマイナスです。
対処方法
ガルバリウム鋼板での重ね張り(最もおすすめ)
耐久性・防水性・耐腐食性のバランスが非常に良く、
軒天補修の中では長期安定のトップ選択肢です。
▼ おすすめ理由
- 腐りにくい、サビにくい
- 火に強く安全性も高い
- 既存の劣化した軒天の上に施工でき、工期が短い
- 仕上がりがシャープで美観性が高い
- 基材の補強にも有効で長寿命
20~30年スパンで安心できる仕上がりになります。
編集部からのひとこと
軒天は普段見えにくい場所だからこそ、気づいた時には問題が大きくなっているケースが非常に多い部分です。
その中でもガルバリウム鋼板の重ね張りは、耐久性・安心感・メンテナンス性のすべてで優れた選択肢。
“今後の不安を断ち切る補修”として最もおすすめできます。
屋根や外壁、雨どいの不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
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