〜プロが教えるお役立ちコラム〜
雨の多い日本、特に北陸・石川県のように雨量・降雪量が多い地域では、「雨仕舞い(あまじまい)」がしっかりできる屋根形状を選ぶことがとても大切です。
ここでは、雨仕舞いに適した屋根形状3選を専門家目線でご紹介します!
① 切妻屋根(きりづまやね)

🔷 特徴
シンプルな三角形の屋根。
左右どちらかに雨が流れる形で、構造も単純明快。
🟢 雨仕舞いのメリット
- 排水性に優れる:左右に流すだけで雨水がスムーズに流れる
- 屋根の継ぎ目が少ない:雨漏りリスクが低い
- 施工実績が多く、信頼性◎
🔴 デメリット
- 屋根裏の断熱設計によっては熱がこもりやすい
- デザイン性はやや平凡に見えることも
② 片流れ屋根(かたながれやね)

🔷 特徴
屋根面が一方向に傾いているシンプルな形状。
🟢 雨仕舞いのメリット
- 雨水の流れが一方向で、樋の設置が効率的
- ソーラーパネル設置にも適している
- 高断熱・高気密の住宅に多く採用されている
🔴 デメリット
- 軒のない設計が多いため、雨樋の性能がより重要
- 風雨の吹き込みに注意が必要
③ 寄棟屋根(よせむねやね)

🔷 特徴
四方に屋根面がある形状で、和風住宅にも多い。
🟢 雨仕舞いのメリット
- 風に強く、雨が屋根に当たる面積が分散される
- 重心が低く、構造的にも安定
- 軒先の出が大きく外壁への雨の吹き込みを防ぎやすい
🔴 デメリット
- 棟の数が多く、雨仕舞いの施工精度が求められる
- コストはやや高め
編集部からのひとこと
雨仕舞いに強い屋根形状を選ぶことは、「見えない防災対策」。
雨や雪にさらされる北陸エリアでは、単なるデザイン性より、構造の信頼性を優先するのが吉!
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