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コラム

モルタル壁 × 外壁カバー工事の注意点

〜プロが教えるお役立ちコラム〜

“貼るだけ”じゃ済まない!慎重に進めたい理由とは?

築年数が経ったモルタル壁の家で、
「塗装では限界かも…」という場合に検討されるのが外壁カバー工法(重ね張り工事)

しかし、モルタル壁にカバー工法を行うには注意が必要です。
しっかり理解したうえで計画しないと、後から大きなトラブルに発展することも…。

主な注意点5選

①【下地の状態確認が最重要】

モルタル壁は、ひび割れや浮き、剥離が起きやすい素材。
その上から外壁材を貼ると、中の劣化に気づきにくくなり、雨漏りの原因になることも

✅ 対策:
施工前に打診調査や赤外線診断などで下地の健全性をチェックしましょう。

②【通気層の確保が必要】

モルタルの上に直接サイディングを貼ると、通気性が悪くなり湿気がこもる危険性があります。
カビや腐食の原因になるため、必ず通気層工法で施工するのが鉄則。

✅ 対策:
胴縁を使って下地と新しい外壁材の間に通気層を設けること。

③【建物の重量バランスに注意】

カバー工法では、新しい外壁材を“上から貼る”ため、建物に余計な重さが加わることに。
特にモルタル壁のようにもともと重たい構造には要注意です。

✅ 対策:
軽量金属サイディングなど、重量負担の少ない材料を選ぶと安心です。

④【開口部まわりの納まりに工夫を】

窓や換気口などの開口部に厚みが加わるため、枠周りが不自然になったり、雨仕舞いが難しくなるケースも。

✅ 対策:
専門業者による水切り・シーリング・雨仕舞い処理を丁寧に行う必要があります。

⑤【将来のメンテナンスも見据えて】

「カバーしてしまえば、もう安心」と思いがちですが、
実際には表面材も10〜20年後には再塗装や交換が必要になる場合があります。

✅ 対策:
使用する外壁材のメンテナンス時期・方法も考慮したうえで施工を検討しましょう。

編集部からのひとこと

モルタル壁の外壁カバー工事は、施工経験のある専門業者でなければ難しいリフォームです。
「ただ貼るだけ」で終わらせず、下地の診断から丁寧に対応してくれる会社を選びましょう!
金沢市・石川県でモルタル壁の劣化にお悩みの方は、ホクリクルーフの無料点検・お見積りをご活用ください。
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