〜プロが教えるお役立ちコラム〜
天窓(トップライト)は、室内に自然光を取り入れる素敵な設備ですが、
屋根に開口部を設ける構造上、雨漏りリスクが高い箇所でもあります。
ここでは、雨漏りしてしまった場合の効果的な対処法を3つ紹介します。
① トップライト本体の交換
築20年以上経っている場合、天窓本体のパッキン・ガラスシールが寿命の可能性。
メーカー純正品に交換すると、水密性能が現代基準にアップします。
メリット:
完全に部品が新しくなる。
断熱・遮熱性能も改善。
注意点;
古い型番は廃番の場合あり。
既存のトップライトを解体撤去し、下地を調整した上で新しいものを取り付けるため、コスト大。
② トップライトの屋根カバー工法
既存の天窓を残したまま新しい板金(ガルバリウム鋼板)を上から重ねて施工します。
メリット:
将来的な雨漏りリスクを大幅に軽減できます。
「採光より安心を優先する」という判断が必要な場合もあります。
天窓を解体撤去する施工がない分、費用は安く抑えられます。
③ メーカー純正部材での防水補修
VELUX(ヴェルックス)やYKK APなど、各メーカーでは専用の水切りキットや防水部材が販売されています。
純正品を使うことで、設計上の想定通りに水を逃がせる構造が保てます。
注意点:
古い型番のトップライトは純正部材が廃盤のこともあるため、業者による確認が必要です。
やってはいけない応急処置
- コーキングを“盛るだけ”の対応
- 雨漏り箇所のみにブルーシートを被せて放置
- 水切り板金を触らずシーリングだけ施工
これらは一時的な延命処置であり、時間とともに再発率が高まります。
編集部よりひとこと
「トップライトの雨漏りは、発生してから“どう止めるか”ではなく、
“どう再発させないか”を考えることが大切です。
雨漏りを繰り返す家ほど、見えない部分の劣化が進んでいる傾向があります。」
屋根や外壁、雨樋の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
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