〜プロが教えるお役立ちコラム〜
外壁の目地やサッシ周りに使われる「コーキング」。
本来はゴムのように柔らかく伸縮し、建物を雨や風から守る役割を果たしています。
しかし、年月が経つと避けられないのが「ひび割れ」。
そのまま放置すると、外観の問題にとどまらず、住まいの寿命にも関わるリスクにつながってしまいます。
コーキングがひび割れる原因
- 紫外線による劣化
太陽光に含まれる紫外線はコーキングを硬化させ、弾力を奪います。その結果、細かなクラック(ひび)が生じやすくなります。 - 建物の動きに追従できない
外壁やサッシは、温度差や湿気で微妙に伸び縮みします。硬くなったコーキングはこの動きについていけず、裂けてしまいます。 - 施工不良
下地処理不足や厚み不足、三面接着などの施工ミスも原因。数年でひび割れが起こるケースもあります。
コーキングが割れた後に起こるデメリット
- 雨漏りのリスク増大
外壁材と外壁材の間にあるコーキングは「最後の防水ライン」。
そこに隙間ができると、雨水が内部へ侵入し、柱や断熱材を傷めてしまう恐れがあります。 - 外壁材の劣化を加速
水分が入り込むと、外壁材の裏で「凍害」「腐食」「カビ」が発生しやすくなります。
サイディングの反りや塗膜の剥がれも、コーキング劣化が引き金になるケースが多いです。 - 修繕コストが膨らむ
早めのコーキング打ち替えなら数十万円で済む工事が、雨漏りや構造材の腐食にまで進行すると、
100万円単位の大掛かりな修繕が必要になることも。
編集部からのひとこと
コーキングのひび割れは「小さな隙間」から始まりますが、放置すれば建物全体に大きなダメージを与えるリスクがあります。
見た目の問題にとどまらず、雨漏り・外壁劣化・修繕費の増大といったデメリットを避けるためにも、早めの点検と補修が重要です。
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
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