〜プロが教えるお役立ちコラム〜
外壁の「コーキング(シーリング)がある家」と「コーキングが無い家」の違いは、
外壁の構造や素材によってはっきりと見分けることができます。以下に、プロが見る「見分けポイント」を解説します。
見分けるポイント①:外壁の継ぎ目(目地)をチェック!
コーキングがある家
- 外壁のパネル同士の隙間(目地)に「弾力のあるゴムのような充填材」が詰められている
- 細長く、やや柔らかそうなラインが横・縦に入っている
- 劣化するとヒビ割れや剥離、肉やせが見られる
➡️窯業系サイディング外壁やALCパネルが代表的です

コーキングが無い家
- 外壁全体が一体化しているように見える
- 目地がほとんど見当たらない、もしくはモルタルや塗装で埋まっている
- クラック(ひび割れ)はコーキングではなく「補修材」で直す
➡️モルタル壁、塗り壁、金属サイディング(断熱材一体型など)に多いです

【素材別】コーキングの有無一覧
外壁の種類 | コーキングの有無 | 備考 |
---|---|---|
窯業系サイディング | あり | 目地に必ず充填。耐用年数は10年程度 |
ALCパネル | あり | パネル継ぎ目に防水のため必要 |
モルタル壁 | 基本なし | 目地がなく、塗膜で防水する |
金属サイディング(横張り) | 少ない or 無し | 噛み合わせ式が多く、目地は目立たない |
金属サイディング(縦張り) | 一部ある | 接合部などに使用されることも |
補足:外壁のコーキングは“家の関節”
コーキングがある家は、その柔軟性で地震や熱膨張による外壁の動きを吸収しています。
ただし、経年劣化により防水機能が低下するため、10年前後での打ち替えや増し打ちが必要になります。
編集部からのひとこと
「うちの外壁にもコーキングあるの?」と思ったら、外壁の隙間を観察してみてください。
もし痩せてる・切れてる・黒ずんでいるコーキングが見つかれば、それは「そろそろ交換して〜」のサイン!
北陸・石川県のように雨が多い地域では、コーキング劣化は雨漏りの前兆にも。
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