〜プロが教えるお役立ちコラム〜
「外壁のひび割れにコーキングしましょう」
「窓まわりのコーキングが劣化してますね」
リフォーム業者に言われたけど、そもそもコーキングって何?
……という方、多いんです!
今回は、家を雨風から守る“縁の下の力持ち”、
コーキングの正体と役割についてわかりやすく解説します!
コーキングとは?
すき間や接合部を埋めるための“ゴム状の防水材です。
正式には「シーリング」とも呼ばれ、家の外壁やサッシのすき間、
屋根の板金まわり、浴室やキッチンの隙間などにも使われています。
よく使われている場所
- 外壁材と外壁材のつなぎ目(特に窯業系サイディング)
- 窓や玄関などの開口部まわり
- 屋根と外壁の接合部
- ベランダの立ち上がりや笠木のすき間
コーキングの主な役割
役割 | 説明 |
---|---|
防水性の確保 | 雨水の侵入を防ぎ、雨漏りや壁内腐食を防止 |
気密性の向上 | 風の侵入や熱の逃げを防ぎ、断熱・省エネ効果 |
建物の動きに追従 | 地震や気温変化による建物の伸縮に柔軟に対応 |
美観の維持 | 外壁や窓回りのすき間を埋め、仕上がりを美しく保つ |
コーキングは“劣化”する!
コーキング材は紫外線や雨風で経年劣化し、
- ひび割れ
- はがれ
- 肉やせ(痩せて細くなる)
などが起こります。
これを放置すると、すき間から雨水が侵入して雨漏りの原因に!
寿命の目安は?
一般的なコーキングの耐用年数は約7~10年。
長寿命タイプでも15年が限界といわれています。
補修はどうするの?
基本的に「古いコーキングを撤去して打ち替える」のが正しい施工方法です。
上から塗るだけ(増し打ち)では不十分な場合もあるので、
プロによる点検・診断が不可欠です!
編集部からのひとこと
目立たないけど、実はめちゃくちゃ大事!
コーキングがなければ、家は雨にさらされ放題なんです。
最近チェックしてない? それ、見えないところから家が泣いてるかも。
外壁のすき間、今すぐ見てみましょう!
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