〜プロが教えるお役立ちコラム〜
屋根塗装と聞くと、「うちは何年もやっていないけど大丈夫かな…?」と心配になる方も多いはず。
でもちょっと待ってください。実は、屋根の種類によって“塗装が必要な屋根”と“不要な屋根”があるのをご存じでしょうか?
今回は、屋根塗装が本当に必要かどうかを見極めるための“屋根材別ガイド”をお届けします。
【塗装が必要な屋根材】
スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)
最も一般的な住宅屋根材のひとつ。セメントを主成分とし、表面の塗膜で防水性を確保しています。
👉 塗膜が劣化=防水性が切れるため、定期的な塗装が必須。
⏰ 塗り替え目安:7〜10年
金属屋根(ガルバリウム鋼板・トタンなど)
軽量で耐震性に優れた屋根材。ただしサビ対策が重要。
👉 表面塗装が劣化するとサビが進行し、穴あきや雨漏りの原因に。
⏰ 塗り替え目安:10〜15年(環境により短くなることも)
セメント瓦・モニエル瓦
瓦の形をしていますが、陶器ではなくセメント製。こちらも表面の塗装で防水しています。
👉 塗装が剥がれると吸水→劣化が進行。色あせや苔も発生しやすい。
⏰ 塗り替え目安:10〜15年
【塗装が不要な屋根材】
陶器瓦(いぶし瓦・釉薬瓦など)
昔ながらの瓦屋根。焼き物のように高温で焼かれ、表面はガラス質でコーティング済み。
👉 基本的に塗装は不要。耐用年数も50年以上と非常に長い。
※ただし、漆喰や下地のメンテナンスは必要!
天然スレート
天然石を使った高級屋根材。風合いは抜群で、基本的には塗装を施さずに使用されます。
👉 ただし、防水や割れ対策として別のコーティング処理を行う場合あり。
屋根材の違い=メンテナンスの方法が違う!
「隣が塗り替えてたから、うちもそろそろ…」という判断だけでは失敗のもと。
屋根材によって必要なメンテナンスは全く違います。
👉 まずは自分の家の屋根材が何かを把握し、必要な時期に必要な処置を。
編集部のひとこと
屋根の状態は、地上から見ただけではなかなかわかりません。
「うちは塗装が必要な屋根なのかどうか分からない」
――そんな方こそ、無料点検がおすすめ。
専門家が屋根の状態をチェックし、必要なタイミングで最適な工事をご提案いたします!
「そろそろ塗り替え時かも?」と思ったら、早めの点検・相談が吉◎
無料点検からお気軽にホクリクルーフへご相談ください!🏠✨
ホクリクルーフでは無料診断・無料お見積りを承っております。
外壁塗装、外壁重ね張り工事・屋根塗装、屋根リフォーム、雨漏り診断、雨樋工事など、それぞれのリンクからご確認いただけます。
