〜プロが教えるお役立ちコラム〜
外壁からの雨漏りは、屋根に比べて“気づきにくい”のが怖いポイント。
プロ現場で特に多い原因を、分かりやすく3つにまとめました。
① コーキング(シーリング)の劣化
外壁材同士のつなぎ目や、窓まわりを守るゴムのような素材。
ここが 亀裂・剥離・痩せを起こすと、
雨が外壁の裏側へ直接侵入します。
▼なぜ起きる?
- 紫外線劣化(特に南面)
- 地震や強風で家が動く
- 10年以上無メンテ
▼最悪の結果
→ 内部木材腐食・断熱材のカビ → 室内側へ漏水
② 外壁材の割れ・浮き・反り
窯業サイディングに特に多いトラブル。
外壁が動いて“隙間”が生まれると
雨水が通り道を作ります。
▼原因例
- 釘の緩み
- 経年の伸縮
- 凍害(雪国で頻発)
▼最悪の結果
→ 防水シート破損 → 壁内部全体が腐る
③ 換気フードや庇(ひさし)など取り合い部の防水不良
家の中で一番雨が入りやすい場所=取り合い部。
板金処理や防水テープの不備があると確実に水が回ります。
▼なりやすい箇所
- 換気フードまわり
- バルコニー手すりの根元
- 庇の上部
- 外壁の貫通部
▼最悪の結果
→ 漏水が点ではなく面で広がる
結論:見える場所が無事でも油断禁物!
| 外壁の表面だけ | ✅防水の一次バリア |
|---|---|
| 内部(防水紙や下地) | ❌実はここが本丸 |
外壁は、内部で進行 → 最後に室内で発覚するため
「気づいた時には手遅れ」が本当に多いです。
編集部からのひとこと
「外壁は雨を止めてくれる」は半分正解。
実は“外壁の裏側”の防水が勝負どころなんです。
ホクリクルーフでは雨漏り鑑定士が在籍しております。お気軽にご相談ください。
屋根や外壁、雨どいの不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
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