〜プロが教えるお役立ちコラム〜
雨樋を壁や屋根の軒先に固定するための部材が「金具(支持金具)」です。
目立たない存在ですが、雨樋の安定性や耐久性を左右する重要パーツです。
雨樋の金具の主な種類
種類 | 特徴 | 価格目安(1個あたり) |
---|---|---|
✅ 打込み金具 | 軒樋に使う定番。木部などに釘で固定 | 約200〜400円 |
✅ 吊り金具 | 軒樋用。屋根の垂木に吊るように取り付け | 約200〜500円 |
✅ 自在金具 | 角度調整可能。勾配のある屋根に便利 | 約400〜600円 |
✅ 立て樋用バンド | 縦樋を壁に固定。丸・角型用がある | 約150〜300円 |
✅ サドルバンド | パイプ状の縦樋に取り付ける固定バンド | 約150〜250円 |
各金具のメリット・デメリット
① 打込み金具(軒樋用)

- メリット:施工が簡単・コスト安い
- デメリット:木部に打ち込むため腐食リスクがある
② 吊り金具(軒樋用)

- メリット:屋根垂木にしっかり固定。重みに強い
- デメリット:軒裏に隠れるため、メンテナンスしにくい
③ 自在金具(調整可能タイプ)

- メリット:角度調整でき、特殊形状の屋根に対応
- デメリット:部材コスト高め。施工手間が増える
④ 立て樋用バンド

- メリット:外壁への固定が簡単
- デメリット:経年劣化しやすく、交換が必要になることも
⑤ サドルバンド

- メリット:パイプ型雨樋にフィット
- デメリット:固定力はやや控えめ
金額イメージ(軒樋+縦樋用)
- 住宅1棟(軒樋+縦樋)=約100〜150個前後の金具が必要
- 材料費は合計2万円〜4万円前後が目安(足場代・施工費除く)
編集部からのひとこと
「雨樋は“金具”で決まる?見えない部分にこそ、手を抜かない!」
大雨や雪の重みで雨樋が歪む・落ちる…その多くは金具の選定ミスや施工不良が原因です。
特に雪の多い北陸・石川県エリアでは、強度の高い金具と適正な設置ピッチがとても重要。
金具1つ軽視せず、プロ目線の金具選びと取り付けをおすすめします。
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
無料の診断・お見積りで、最適な工法と費用を丁寧にご提案いたします。
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