〜プロが教えるお役立ちコラム〜
「下り棟(くだりむね)」とは、屋根の頂点(大棟)から下方向に伸びる棟部分のことを指します。
屋根形状が複雑になる住宅や、寄棟(よせむね)屋根・入母屋(いりもや)屋根によく見られます。
下り棟とは?
- 「棟」とは: 屋根の面と面が合わさる接合部分のこと
- 「大棟(おおむね)」: 建物の最も高い屋根の頂点に走る棟
- 「下り棟」: 大棟から屋根の四隅へと斜めに下る棟部分
下り棟は必要なの?
【必要な理由】
- 屋根形状の構造上必要
寄棟・入母屋などでは必ず発生する形状のため、設計に不可欠です。 - 雨仕舞(あまじまい)に関わる重要な部分
棟部分は雨漏りが起きやすいため、適切な板金・施工が求められます。 - 強風・積雪時に耐えるための補強部位でもある
北陸のように積雪や横風が強い地域では、棟の納まりが特に重要です。
メンテナンスの注意点
- 下り棟には「棟板金」や「棟瓦」が取り付けられており、年数が経つと浮きやズレ、釘の抜けが発生することがあります。
- 雨漏りの原因になることが多く、10年〜15年程度での点検が推奨されます。
編集部からのひとこと
下り棟は「目立たないけれど、家を守る大事な骨組みの一部」です。
棟板金の浮きや、棟瓦のズレは、放っておくと雨漏りや屋根崩落に繋がることも…。
とくに風の強い地域・雪が多い地域(=北陸など)では早期点検が安心への第一歩になります。
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
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