〜プロが教えるお役立ちコラム〜
建物の隙間(目地)を埋めるためのゴム状の防水材のこと。
「コーキング」とほぼ同義で使われることも多いです。
主に外壁や窓周りの目地に使用され、建物内部への雨水侵入を防ぐ役割があります。
用途や耐用年数も含めてわかりやすく解説します。
シーリングの用途
- 外壁の目地(継ぎ目)
- サイディング壁とサイディング壁のつなぎ目
- モルタル壁のひび割れ補修
- 窓サッシまわり
- 窓やドア周辺の隙間防止
- 屋根板金まわり
- 棟板金や笠木の雨仕舞い補助
- 浴室やキッチン
- 水回りの防水補助(内部用シーリング)
シーリングの耐用年数
シーリング材の種類 | 耐用年数の目安 |
---|---|
一般的な変成シリコン系 | 約7〜10年 |
高耐久型シーリング | 約15年〜20年 |
ウレタン系 | 約5〜7年(屋外には不向き) |
※紫外線や雨風で劣化するため、表面のひび割れや剥がれが寿命のサインです。
シーリング劣化で起こる主な被害
① 雨漏り発生
シーリングは「防水材」。
目地から雨水が侵入すれば、外壁内部まで水が入り込みます。
窓周りのシーリング劣化も雨漏りの主要原因です。
② 壁内部の腐食
雨水が侵入すると、壁内部の木材や断熱材が濡れることで…
- 木材腐朽菌の発生
- 蟻害(シロアリ)リスク
- 壁材や柱の腐食
家の骨組み自体が傷む重大な被害に発展します。
③ サイディングの反り・ひび割れ
シーリングが劣化していると、サイディング自体が動きやすくなります。
それにより…
- 壁材の反り
- 目地割れ
- 壁材そのものの破損
美観も防水性能も落ちていきます。
編集部からのひとこと
「シーリングの割れは“雨漏りの入り口”。外壁塗装と同じぐらい重要な防水工事です。」
剥がれやヒビが見えたら、それは雨漏り予備軍。
10年前後でシーリング打ち替えを目安に、定期点検と早めのメンテナンスが大切です。
外壁塗装と同時にメンテナンスするのがコストパフォーマンスも◎です。
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
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