〜プロが教えるお役立ちコラム〜
石川県で現在主に使用されている屋根材をまとめてみました。
1、ガルバリウム鋼板(立平葺き・横葺き)
特徴
- 軽量で耐震性が高く、積雪地にも適応
- 北陸のような多雨・積雪地域では雪滑りもよく、腐食にも強い
- メンテナンス性も◎(塗装で延命可能)
石川県での普及理由
- 降雪時に屋根に重みがかからないため、耐雪対策として採用
- 雨音は多少出るが、下地施工で軽減可
2、陶器瓦(和瓦・洋瓦)
特徴
- 重厚感があり、伝統的な景観との調和に優れる
- 耐久性が非常に高く、30〜50年以上保つものも
- 断熱性や遮音性も高いが、重量は重め
石川県での普及理由
- 加賀・能登地区などで歴史的建造物の景観保全
- 雨に強く、「防水性」「断熱性」が高いため北陸向き
- ※ただし、地震やリフォームで「軽量化」ニーズが増えているため、減少傾向である
3、化粧スレート(カラーベスト)
特徴
- 比較的安価で施工しやすく、リフォームにも使われる
- 軽量で地震対策にもなるが、耐久性は金属系よりやや劣る
石川県での普及理由
- 建売住宅や、築20〜30年の住宅に多く使われている
- 塗装によるメンテナンスが必要(10〜15年周期)
- 冬季の積雪で割れるリスクがあるため、現在は金属系に移行傾向
編集部からのひとこと
石川県のような「雨と雪が多い地域」では、屋根材に防水性・耐雪性・耐久性が強く求められます。
現在では、リフォーム・新築ともに軽量なガルバリウム鋼板の立平葺きがトップシェアとなりつつあります。
一方で、古民家や加賀・能登の文化住宅では瓦の美しさと機能性が今も息づいており、地域の建築文化が屋根材選びにも表れています。
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