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コラム

【専門家コラム】瓦屋根から雨漏り?その原因と注意すべきポイントとは

〜プロが教えるお役立ちコラム〜

「瓦だから大丈夫」はもう古い?

〜伝統と美しさを兼ね備えた瓦屋根にも、弱点はある〜

日本家屋の象徴とも言える「瓦屋根」。耐久性に優れ、風情ある外観から根強い人気を誇ります。しかし、瓦屋根=雨漏りしないというのは誤解です。
実際、私たちプロの現場では、「瓦の下からの雨漏り」による被害が年々増加しています。

では、なぜ瓦屋根で雨漏りが起きるのでしょうか?
今回はその主な原因と、注意点について詳しくご紹介します。

【1】瓦自体ではなく「下地の防水層」が原因

防水紙跡

もっとも多いのがこのパターン。
瓦そのものは水を通さなくても、瓦の下にある防水紙(ルーフィング)や野地板が劣化していると、雨水が内部に侵入します。

▼ 特に多い劣化要因:

  • 防水紙(ルーフィング)の寿命(20~30年で交換目安)
  • 野地板(合板など)の腐食やたわみ
  • 釘や金具のサビによる穴あき

【2】地震・台風・積雪による「瓦のズレ・割れ」

瓦は重く、1枚ずれるだけでその下に雨水が入り込みます。
特に多いのが地震や台風、北陸では積雪によるズレや割れです。

例:瓦がずれたまま放置 → 雨水が侵入 → ルーフィングが破損 → 室内漏水へ

【3】漆喰(しっくい)の剥がれ・崩れ

漆喰

棟瓦や隅棟の下地として使われる漆喰も、雨漏りの盲点です。
雨・雪・紫外線による劣化で剥がれると、そこから雨が侵入しやすくなります。

【4】谷板金・壁際板金の劣化

瓦と瓦の谷部分(谷板金)や、壁と接する部分の板金がサビたり破損したりすると、雨水が一気に流入します。
金属部分の点検は、瓦と同様に重要です。

【5】築年数とメンテナンス不足

最後に、築30年以上でメンテナンス歴が不明な瓦屋根は要注意。
瓦は長寿命ですが、下地や金属部材は定期的な点検・交換が必要です
「瓦が大丈夫そうだから」と何十年も放置するのは非常に危険です。

【専門家の結論】雨漏りの原因は「瓦の下」にある!

瓦屋根で雨漏りが発生した場合、単に瓦を交換するだけでは根本的な解決にならないことも。
防水紙や野地板までしっかり調査・補修することが重要です。

編集部からのひとこと

見た目が無事でも、瓦の下は“地味にボロボロ”かもしれません…!
「屋根裏でシミ?」「雨のあとにポタポタ音?」そんな気配がしたら要注意。
金沢市・石川県の皆さん、北陸の雪と雨に耐えるには、プロの点検が最もコスパの良い防衛策ですよ!
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