〜プロが教えるお役立ちコラム〜
「外壁がボロボロ剥がれている」
「塗装を勧められたけど、このまま塗って大丈夫?」
石川県や北陸では、このようなご相談を多くいただきます。
実はその症状、凍害(とうがい)かもしれません。
凍害が発生した外壁は、単純に塗装するだけでは根本的な解決にならない場合があります。
今回は、凍害によって傷んだ外壁の補修方法や、塗装前に確認すべきポイントについて解説します。
凍害とは?
凍害とは、外壁が水を吸い、その水分が凍結・膨張を繰り返すことで起こる劣化現象です。
特に北陸では
- 雨が多い
- 湿度が高い
- 冬に凍結と融解を繰り返す
という環境のため、全国的に見ても発生しやすい地域になります。
凍害が起こるとどうなる?
よく見られる症状は次の通りです。
✔ 外壁表面の剥がれ
✔ 塗膜の膨れ
✔ 外壁の欠け
✔ 層状の剥離
✔ 表面のボロボロ化
✔ サイディングの反り
特に窯業サイディングで多く見られます。
なぜ塗装だけでは直らないの?
ここが非常に重要です。
凍害は塗膜の問題ではなく、外壁材そのものが傷んでいる状態です。
例えば、傷んだ木材に塗装をしても木材は元に戻りません。
凍害も同じで、傷んだ外壁の上から塗装しても、数年後に再び剥がれる可能性があります。
凍害の補修方法
① 欠損部の樹脂補修
比較的軽度の場合は、
- 脆弱部分撤去
- エポキシ樹脂補修
- パターン復元
- 塗装
を行います。
向いている症状
- 小さな欠け
- 部分的な凍害
- 外壁全体は健全
② サイディング部分交換
外壁材の劣化が進んでいる場合は、部分張り替えを行います。
メリット
- 根本的に補修できる
- 耐久性が高い
デメリット
- 廃盤品の場合が多い
- 柄合わせが難しい
③ 金属サイディングによるカバー工法
凍害が広範囲の場合、最もおすすめされることが多いのが外壁カバー工法です。
既存外壁の上から
- 防水シート(外壁の痛み具合が酷い場合)
- 胴縁
- 金属サイディング
を施工します。
メリット
✔ 凍害部分を全面カバー
✔ 防水性能向上
✔ 断熱性能向上
✔ 長寿命
北陸で人気の理由
北陸では
- 雨
- 雪
- 凍害
が多いため、金属サイディングとの相性が良いケースが多くあります。
凍害を放置するとどうなる?
放置すると
- 外壁内部へ浸水
- 下地腐食
- 雨漏り
- シロアリリスク
につながります。
つまり、外壁だけの問題ではなくなるのです。
凍害が発生しているか見分ける方法
次の症状があれば注意しましょう。
- 表面がボロボロ崩れる
- 外壁が膨れている
- 外壁を触ると脆い
- 北面だけ傷んでいる
特に築15年以上の窯業サイディング住宅では要注意です。
よくある質問(FAQ)
Q. 凍害部分の上から塗装しても大丈夫?
A. 軽度なら可能ですが、外壁材が脆くなっている場合は再発リスクがあります。
Q. 凍害は火災保険の対象になる?
A. 経年劣化による凍害は基本的に対象外です。ただし雪害などが原因の場合は対象になるケースもあります。
Q. 北陸で凍害対策におすすめの工事は?
A. 劣化状況によりますが、広範囲であれば金属サイディングによるカバー工法が選ばれることが多いです。
編集部からのひとこと
凍害は、「塗装の劣化」ではなく「外壁材の劣化」です。
そのため、「塗装すれば直るだろう」と考えてしまうと、数年後に再発することもあります。
特に石川県・金沢市をはじめとした北陸地域では、雨や雪の影響で凍害が進行しやすい環境です。
外壁の剥がれや欠けが気になる場合は、塗装の前に一度専門業者による診断をおすすめします。
ホクリクルーフでは外壁診断士、外壁アドバイザーが在籍しております。
「この外壁は塗装で大丈夫?」
「張り替えやカバー工法が必要?」
そんな疑問にも分かりやすくご説明いたします。
ぜひ、一度気になった箇所がある方は、お気軽にご相談してみてください。
屋根や外壁、雨樋の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
無料の診断・お見積りで、最適な工法と費用を丁寧にご提案いたします。
「外壁塗装」「外壁サイディング」「屋根塗装」「屋根リフォーム」「雨漏り診断」「雨樋修繕」など、
お住まいの状態が気になる方は、ぜひ各リンクから詳細をご確認ください。
地域密着だからこそできる、迅速・丁寧な対応をお約束します。

