〜プロが教えるお役立ちコラム〜
立平葺き(たてひらぶき)とは、主に金属製の屋根材を縦方向に葺いていく工法の一つで、特にガルバリウム鋼板などの長尺金属板を使うことが多いです。
シンプルで直線的な見た目が特徴で、近年は住宅や倉庫、店舗など幅広く採用されています。
- 金属製の長尺屋根材を屋根の軒先から棟方向へ一枚ずつ縦に葺いていく工法。
- 屋根材の継ぎ目(つなぎ目)が少ないため、雨漏りリスクが低い。
- 別名:縦平葺き、縦葺きとも呼ばれることがあります。
【メリット】
① 継ぎ目が少なく雨漏りに強い
→ 一枚物の金属を使うので、雨水の侵入リスクが少ない。
特に雪や雨の多い地域に◎。
② 軽量で建物の負担が少ない
→ 瓦の1/10程度の重さ。地震時にも有利。
③ スタイリッシュなデザイン
→ 現代的でシャープな外観に。新築やリノベーションで人気。
④ メンテナンスしやすい
→ 表面がツルッとしているためゴミがたまりにくく掃除しやすい。
【デメリット】
① 音が響きやすい
→ 雨音や風の音が反響しやすく、気になる場合も。
→ → 対策としては断熱材付きの立平や、遮音シート併用。
② 表面が熱くなりやすい
→ 金属なので夏場の温度上昇が大きい。
→ → 断熱材や遮熱塗装で対応可能。
③ サビのリスク
→ ガルバリウム鋼板でも切断面やキズからサビる可能性。
→ → 定期点検&塗装メンテナンスが重要。
編集部からのひとこと
立平葺きは、コストパフォーマンスと防水性に優れた屋根材として、特に北陸のような多雪・多雨地域でも強い味方。
ただし、施工精度や素材選びで耐久性に差が出やすいため、信頼できる業者に依頼することが大切です。
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