〜プロが教えるお役立ちコラム〜
雨漏りは、必ずしも「水が落ちてきた場所=侵入箇所」ではありません。
屋根裏や壁の内部を伝って、全く別の場所から滴ることもあります。
そんな“迷子の雨水”に立ち向かうには、次の3ステップが有効です。
1. 室内側の「二次被害ポイント」を徹底記録
まずは室内で雨水が出ている箇所を写真・動画で記録します。
- 天井・壁のシミの広がり方
- 滴下の位置
- 雨の強弱や風向きとの関係
現場では、この記録が後の原因特定に直結します。
2. 屋外からの「侵入可能性ゾーン」を洗い出す
屋根・外壁・ベランダなど、雨水が入りやすい箇所を外観から目視。特に以下は重点チェック。
- 屋根の棟板金・谷部分の浮きや割れ
- 外壁のクラックやコーキングの劣化
- ベランダの排水口詰まり
※高所作業は危険なので、双眼鏡やスマホズームで確認するのがおすすめです。
3. 専門調査で「散水試験」や「赤外線カメラ診断」
原因が目視で分からない場合は、専門業者による調査が必要です。
- 散水試験:疑わしい部分に水をかけ、室内側の反応を観察
- 赤外線カメラ:壁内・天井裏の温度差で水の通り道を可視化
この2つは原因特定の精度を高める鉄板の方法です。
編集部からのひとこと
雨漏りは「場所探し8割、工事2割」と言われるほど、原因特定が重要。
見えない箇所を推測だけで直すと、工事後も再発…なんてこともあります。
“直す前に、探す”が鉄則です。
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
無料の診断・お見積りで、最適な工法と費用を丁寧にご提案いたします。
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