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コラム

雨仕舞いで重要な箇所3選(プロ目線)

〜プロが教えるお役立ちコラム〜

雨仕舞い(あまじまい)とは、建物に雨水を入れないようにする「納まり・設計・施工の工夫」のこと。
プロの目線で見ると、たとえ外壁や屋根材が高品質でも、雨仕舞いが甘ければ雨漏りリスクは格段に高まります。

ここでは、建築プロの視点から見て「特に注意すべき重要な雨仕舞い箇所3つ」を、理由とあわせてご紹介します!

1. 屋根の「谷部」・谷樋(たにとい)部分

▶ なぜ重要?

屋根が合わさる「谷」は、雨水が一か所に集中する集水ポイントです。
特に瓦屋根や複雑な屋根形状では雨漏りリスクが最も高い箇所

▶ ポイント

  • 谷板金の継ぎ目処理(シーリング・重ね代)
  • 下葺き材(ルーフィング)の立ち上げ
  • ゴミや落ち葉の詰まり対策(清掃のしやすさ)

「谷からの雨漏り」は非常に多く、施工精度と定期点検が鍵です。

2. 外壁と屋根の「取り合い部」

▶ なぜ重要?

屋根と壁がぶつかる部分(特に下屋と外壁の接点)は、水が入りやすく抜けにくい構造です。
→ 雨が吹き込んだ際の「逃げ道」=水切り板金やシーリングの設計が命。

▶ ポイント

  • 水切り板金の立ち上がり・重ね代
  • 壁側ルーフィングの立ち上げ
  • 窯業サイディングのシーリング処理

この部分の納まりが甘いと、雨漏り調査でも“原因特定が困難”なことが多いです。

3. サッシ(窓)まわり

▶ なぜ重要?

窓サッシは壁面にぽっかり開いた「穴」のようなもの。
しかも枠が複雑で、水がたまりやすく、経年劣化も起こりやすい部位です。

▶ ポイント

  • 防水テープや止水シートの施工
  • サッシ下部の水切り部材
  • サイディングとの取り合いシーリング

🔍 雨漏り調査で「窓からの侵入」が判明するケースは非常に多く、見逃せない箇所です。

編集部からのひとこと

家は“外から見えないところ”こそが本当の勝負どころ。
特に「雨仕舞い」は、美観ではなく“中身”が問われるプロの仕事です。

北陸・石川県のように雨が多く、風も強く、雪まで降る地域では、
1に雨仕舞い、2に雨仕舞い、3にメンテナンスが鉄則!

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