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コラム

粘着系ルーフィングってぶっちゃけ、どうなの? メリットデメリットを教えて!

〜プロが教えるお役立ちコラム〜

粘着系ルーフィングについて、プロの視点から“ぶっちゃけどうなの?”
という形で、メリット・デメリットを整理・解説します。

粘着系ルーフィングの主なメリット

  1. 高い止水性・密着性
     粘着層が裏面にあって、下地(野地板・既存屋根など)に貼り付けるだけで施工できるタイプです。
     このため「釘打ち/タッカー留め」などによる貫通穴が少なく、雨水が侵入するリスクが低くなります。
     また、ジョイント部が一体化するのでシートの重ね部分からの浸水も抑えられます。
  2. 施工精度が出しやすい/複雑屋根向き
     野地板が微妙に歪んでいたり、既存屋根材が残っていたり、屋根勾配が急だったりと“条件が厳しい現場”では、粘着タイプの利点が大きいです。
     釘や留め具を使わず貼るだけで済む、という施工の簡便さもあります。
  3. タッカー・釘を打たないので貫通リスクが少ない
     下葺材に釘が打たれると、釘周りがコーキングされていないとそこから劣化・漏水につながるケースがあるため、粘着系ではこの点が優位です。

粘着系ルーフィングの主なデメリット

  1. コストが高め
     通常のルーフィング(釘留めタイプ)に比べて、材料費・施工費とも高くなるケースが多く、
     「屋根材+下葺材+施工費」のトータルで見たときに初期投資が上がることがあります。
  2. 透湿性や通気性の確保が難しい
     粘着層が下地に密着するため、屋根裏や下地の湿気・結露が滞る可能性があります。
     特に湿気・雪の多い地域(例えば北陸)では「通気構法+適切な換気」がないと、内部結露リスクが高まります。
  3. 施工条件・下地状態の影響を受ける
     下地が汚れていたり、旧屋根材が残っていたり、下地がぼこぼこしていたりする場合、
     粘着性能が十分発揮されないことがあります。
     貼る前の下地処理を怠ると“貼っても剥がれる”“水が回る”というトラブルに発展します。
  4. 将来のリフォーム・撤去の課題
     既存屋根材の上に重ね張りする場合(屋根カバー工法)で粘着ルーフィングを使うと、
     将来的な屋根材の剥がし・下地確認・修繕時に“粘着が強すぎて剥がしにくい”という課題もあります。

編集部からのひとこと

粘着系ルーフィングは
「防水性能重視」「貫通を少なくしたい」「施工条件が厳しい(重ね葺き・屋根カバー)現場」など
では非常に有効な選択肢です。
一方で、コスト・湿気対策・将来メンテナンス性という観点も考慮しなければなりません。
特に北陸のような湿気・積雪・結露リスクのある地域では、
通気設計+換気設計を同時に考えることが、粘着ルーフィングの性能を最大限活かす鍵になります。


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ホクリクルーフのクチコミ

総合評価

4.9

クチコミ数67

2025-11-17

雄谷千代子 様

屋根葺き替え工事、雨どい工事お願いしました。工事は早く丁寧でした。職人も皆さん愛想が良かったです。

2025-11-16

吉本紀隆 様

基礎補修と塗装をしていただきました。 鉢植えとか置いてあってもしっかりと細部まで仕上げていただけました。

2025-11-14

西尾昭子 様

雨漏りの修理をしてもらいました。対応が早くありがたかったです。

2025-11-08

川野博美 様

外壁塗装、基礎塗装しました 早くてとても綺麗に仕上げて頂いてとても満足しています

2025-11-07

ふなきのぶこ 様

玄関上板金工事 早い対応で、綺麗になりよかったです

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