〜プロが教えるお役立ちコラム〜
結論から言うと、
屋根塗装は「雨漏り予防」には一定の効果はあるが、
「すでに起きている雨漏り」を止める工事ではありません。
ここを誤解している方が非常に多いので、
わかりやすく解説します。
屋根塗装ができること・できないこと
できること(予防)
屋根塗装の役割は、屋根材を水から守る“表面保護”です。
- 屋根材への吸水を抑える
- 紫外線・風雨による劣化を遅らせる
- 微細な表面劣化(塗膜劣化)を防ぐ
「まだ雨漏りしていない屋根」を長持ちさせる効果はあります。
できないこと(雨漏り修理)
屋根塗装では、以下は解決できません。
- ルーフィング(防水紙)の劣化
- 釘穴・ビス穴からの浸水
- 板金の浮き・外れ
- 屋根材の割れ・欠損
- 谷板金や棟部の内部腐食
雨漏りの多くは“塗膜の下”で起きているため、塗装では原因に触れません。
なぜ「塗装しても雨漏りが止まらない」ケースがあるのか
雨漏りは、
屋根材 → ルーフィング → 野地板
この層構造のどこかで起きています。
屋根塗装が触れるのは、
一番外側の屋根材表面だけ
つまり、
- 原因が内部にある
- 水の侵入口が別にある
この場合、
いくら塗っても雨漏りは止まりません。
雨漏り対策として「有効なケース」「無効なケース」
効果が期待できるケース
- スレート屋根で、表面劣化・吸水が始まった初期
- まだ雨漏りしていない
- 割れ・板金不具合がない
予防としては有効
効果がないケース
- すでに室内へ雨漏りしている
- 棟板金・谷板金に不具合がある
- 築20年以上で防水紙が寿命
- 過去に何度も補修している
塗装は対策にならない
本当に雨漏りを防ぎたいなら、優先すべき工事
雨漏り対策の優先順位は
1、原因特定(散水調査・目視)
2、板金・防水紙の補修/更新
3、屋根材の重ね葺き・葺き替え
4、その上での塗装(必要な場合)
塗装は“仕上げ”であって“治療”ではありません。
編集部からのひとこと
「雨漏りが心配だから、とりあえず塗装」
これは、家にとって一番もったいない選択です。
塗装で守れるのは、屋根材の寿命まで。
雨漏りを守るのは、屋根の中身(防水層)。
順番を間違えないことが、家を長持ちさせる唯一の近道です。
屋根や外壁、雨樋の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
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