〜プロが教えるお役立ちコラム〜
結論:モルタル壁にもコーキング(シーリング)はあります!
ただし、壁面全体の目地にコーキングがあるわけではありません。
使われている場所・意味合いが違うのです。
どこに使われているの?
コーキングの場所 | 役割 |
---|---|
サッシ周り(窓・ドア枠) | 雨水の侵入防止、クラックの起点になるのを防ぐ |
入隅・出隅 | 壁の角にできやすい動き(歪み)によるひび割れ防止 |
外壁の継ぎ目(制限目地) | モルタル壁は広い面積で施工されるため、意図的に伸縮用の目地を設けることがある |
付帯部との取り合い | 屋根、庇、配管、バルコニー手すりなどとの取り合い部にも防水目的で施工される |
モルタル壁とサイディング壁のコーキングの違い
項目 | モルタル壁 | サイディング壁 |
---|---|---|
コーキング箇所 | 一部(開口部や目地まわりなど) | 全体の目地(板間のジョイントすべて) |
劣化の影響 | 雨漏りにつながるが、限定的な範囲 | コーキング劣化=防水機能の低下(非常に重要) |
メンテナンス | 局所補修または塗装時に打ち直し | 定期的な打ち替え or 増し打ちが必須 |
補修のポイント
- コーキングが劣化すると、雨水の侵入口になり、ひび割れや剥がれの原因に。
- 再塗装前には必ず点検し、打ち替えや増し打ちをセットで行うのが一般的です。
- 最近では、より耐久性の高い「変成シリコン系」「ウレタン系」のシーリング材が使用されています。
編集部からのひとこと
「うちはモルタルだからコーキング補修はいらないでしょ?」と思っていたら要注意!
サッシの周りや目立たない隅っこに、静かに、でも確実に劣化が進んでいることがよくあります。
定期点検をするだけでも、雨漏りリスクをぐっと下げることができるので、
塗装やリフォームを検討中の方は、まずは“コーキング診断”から始めてみるのがおすすめです!
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
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