〜考えられる主な原因と、それぞれの対策まとめ!ベランダ・バルコニーからの雨漏り〜
「なんだか最近、部屋の壁がジメジメしてる…」
「天井にうっすらシミが…?」
そんな違和感、もしかすると“ベランダ”や“バルコニー”からの雨漏りが原因かもしれません。
屋根の雨漏りほど目立たないぶん、気づいた時には室内にまで被害が及んでいることも!
今回は、ベランダ・バルコニーからの雨漏りの主な原因と、今すぐできる対策を分かりやすくご紹介します。
よくある原因①「防水層の劣化」

ベランダやバルコニーの床には、雨を防ぐための「防水層」が施工されています。
でも、紫外線や経年劣化でひび割れたり、剥がれてしまうことも…。
チェックポイント
- 床にヒビや浮きがある
- 表面が粉っぽくなっている
- 雨の後、水がいつまでも引かない
対策
- 表面がまだしっかりしていればトップコートの塗り直し
- 劣化が進んでいる場合は防水層の再施工(10〜15年目安)
よくある原因②「排水口の詰まり」

ベランダの角にある“排水口(ドレン)”。
ここが詰まってしまうと、雨水がうまく流れず水が溜まり、建物の隙間から浸水するリスク大!
チェックポイント
- 排水口周りに落ち葉やゴミがたまっている
- 雨の後、水たまりが長時間消えない
対策
- 月に1回以上、排水口を掃除(特に秋はこまめに!)
- 勾配が悪い場合は、業者による再調整が必要なことも
よくある原因③「手すり・外壁との境目のスキマ」

ベランダの手すりや外壁との接合部も、雨水の侵入口になりやすいポイント。
コーキング(シーリング)の劣化が進んでいると、そこから水が染み込んでしまいます。
チェックポイント
- 手すりの根元にヒビや黒ずみ
- コーキングがカサカサに乾いている、裂けている
対策
- コーキングの打ち直し(目安は5〜10年)
- 金具まわりも念入りにチェックを!
よくある原因④「笠木(かさぎ)の不具合」

「笠木」とは、バルコニーの手すりや壁の上部に取り付けられている金属や板材のこと。
ここが浮いたり隙間ができていると、そこから雨が浸入してしまいます。
チェックポイント
- 笠木がぐらぐらしている
- ビスの周りにシミやサビ
対策
- 笠木の再固定・交換
- 接合部に板金カバーやコーキングの補強を
ちょっとした心がけで防げる!
雨漏り予防のための3つの習慣
- 排水口のゴミ取り →月1回+大雨の後
- コーキングの状態チェック →年1回
- 防水層のメンテナンス →5〜10年ごと
編集部よりひとこと
ベランダの雨漏りは、じわじわと進行する“隠れトラブル”の代表格。
「少しのシミだから大丈夫…」と油断していると、室内のクロスや天井、最悪の場合は構造体にまで被害が及んでしまうことも!
定期的なセルフチェック+異変を感じたらプロへの相談が、家を長持ちさせる秘訣です。
「ちょっと気になる…」と思ったその時が、点検のベストタイミングですよ◎
ホクリクルーフでは無料診断・無料お見積りを承っております。
外壁塗装、外壁重ね張り工事・屋根塗装、屋根リフォーム、雨漏り診断、雨樋工事など、それぞれのリンクからご確認いただけます。
