〜プロが教えるお役立ちコラム〜
瓦屋根の棟瓦(むねがわら)は、
家ごとに「段数」が違います。
これ、見た目の好みだけで決まっているわけではありません。
結論から言うと、
正解は「何段が良い」ではなく「家に合っているか」です。
主な理由は 3つ あります。
① 屋根の大きさ・勾配(角度)
- 屋根が大きい
- 勾配が急
こうした屋根では、
棟が低いとバランスが悪く見えるため、段数を増やします。
大屋根ほど段数が多くなる傾向。
② 雨仕舞い・構造上の必要性
棟瓦は見た目だけでなく、
- 棟下の隙間を覆う
- 雨水の侵入を防ぐ
- 内部の葺き土・漆喰を保護する
役割があります。
棟幅が広い場合、
物理的に段数が必要になる。
③ 時代・工法・地域性
これが意外と大きいポイント。
- 昔の家:4段・5段が多い
- 比較的新しい家:2〜3段が主流
理由は、
- 葺き土量の違い
- 耐震意識の変化
- 施工基準の進化
古い家ほど段数が多い傾向。
じゃあ、何段が「良い」の?
現在の主流・推奨段数
2段〜3段
その理由
- 重心が低くなる
- 地震時に崩れにくい
- 雨仕舞いが安定
- メンテナンスしやすい
耐震性・安全性を重視するなら少なめ。
段数が多い棟のメリット・デメリット
メリット
- 重厚感・格式が出る
- 和風建築との相性が良い
デメリット
- 重い
- 地震で崩れやすい
- 漆喰の劣化箇所が増える
段数を減らす工事はアリ?
十分アリです。
近年の棟改修では、
- のし瓦を減らす
- 軽量化工法に変更
するケースが増えています。
見た目より「安全性」を優先する流れ。
編集部からのひとこと
棟瓦の段数に、
「多い=良い」「少ない=手抜き」はありません。
大事なのは、
- 家の大きさ
- 構造
- 地域特性
- 耐震性
これらに合っているかどうか。
瓦屋根は、
「昔ながら」より「今の基準」で考える。
それが、長く安心して住むための答えです。
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