〜プロが教えるお役立ちコラム〜
突然の雨漏れは、家にとって「応急手術」が必要な状態です。
雨漏り鑑定士の立場から見ると、初動を誤ると被害は一気に拡大します。
ここでは、現場の経験から導き出した“3つの即行動”をお伝えします。
STEP1:被害の拡大を防ぐ「応急止水」
まずは雨水が広がらないよう、漏れている箇所の下にバケツ・タオル・防水シートを配置します。
天井からの滴下の場合は、養生シートを広めに敷くのがポイント。家財や床材への二次被害を最小限に抑えます。
※電気周りに漏水が及んでいる場合は、ブレーカーを落とすのが鉄則です。
STEP2:原因の一次特定と記録
応急処置と並行して、発生場所・被害範囲・雨の入り方を記録しましょう。
- 写真や動画で証拠を残す(保険申請にも有効)
- 雨の強弱や風向きもメモ
施工管理の現場では、原因特定のため「雨筋・水滴跡の形」「屋根・外壁の接合部の状態」を後日確認するための記録が重要になります。
STEP3:専門業者への早期連絡
応急処置はあくまで時間稼ぎ。雨漏りは目に見えない構造部までダメージが及んでいる可能性があります。
当日または翌日には屋根・外壁の専門業者へ連絡し、早期の現地調査を依頼しましょう。
初動が早いほど補修範囲は最小限に抑えられます。
編集部からのひとこと
雨漏りは、症状が出た時点で「内部劣化」が進んでいるサイン。
慌てず、でも迅速に。記録 → 応急 → 専門対応の流れを覚えておくことが、住宅寿命を守る最大の防御策です。
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
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