〜プロが教えるお役立ちコラム〜
ホームセンターやインターネット上では、様々な錆止め塗装が売られていますが、何がどう違うのかよく分かりませんよね。
今回は耐久年数で3パターンに選別し、まとめてみました。
① 一般的な錆止め塗料(赤さび色のプライマーなど)
- 耐久:3~5年程度
- 紫外線や雨にさらされやすい屋外では、早ければ3年ほどで効果が低下。
- あくまで「下塗り」であり、その上に仕上げ塗装を行うのが基本。
② エポキシ樹脂系の錆止め塗料
- 耐久:7~10年程度
- 防錆力が強く、橋梁や工場鉄骨などによく使われる。
- ただし、紫外線に弱いため、必ず上塗り(ウレタンやフッ素)と併用が必要。
③ 高耐久塗料(フッ素・無機系仕上げを組み合わせた場合)
- 耐久:15~20年程度
- 海沿い・工場地帯など厳しい環境でも長期防錆が期待できる。
- 初期費用は高めだが、ライフサイクルコストでは有利。
環境による違い
- 沿岸部(塩害) → 錆が進行しやすく、耐久年数は短縮
- 工場地帯(排気ガス・酸性雨) → 腐食スピードが早い
- 屋内鉄骨 → 外気に触れにくいため長持ち(10年以上もつケースも)
まとめ
クラックは放置すると 「雨漏り → 腐食 → 建物寿命の短縮」 につながります。
小さな傷のうちに直すことが、もっとも安く・安心な対策です。
メンテナンスの目安
- 点検:5年ごと(サビの浮きや塗膜の剥がれをチェック)
- 再塗装:10年前後(環境により前後あり)
- 腐食が進む前の塗り替えが重要。赤サビが出てからでは補修費用が大きく膨らみます。
編集部からのひとこと
鉄骨のサビは“静かに進む病気”のようなもの。
外観がきれいに見えても、塗膜の下で腐食が進んでいるケースは少なくありません。
10年を目安に専門家の点検を受けると安心ですよ。
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