〜プロが教えるお役立ちコラム〜
「外壁はサイディングが主流」とよく耳にしますが、実はサイディングにはいくつかの種類があることをご存じですか?
建物の外観や性能に大きく関わる外壁材選び。
今回は、外壁のプロがサイディングの主な種類とその特徴、価格帯を一覧表で分かりやすくご紹介します。
そもそも「サイディング」とは?
「サイディング」は、板状の外壁材を建物に貼り付けていく工法のこと。
現在の日本の住宅の約70〜80%で採用されており、施工性・デザイン性・コストバランスに優れています。
主なサイディングの種類一覧
サイディング名 | 主な素材 | 特徴 | メリット | デメリット | 価格帯(m²あたり) |
---|---|---|---|---|---|
窯業系サイディング | セメント+繊維質 | 最も普及。デザイン豊富 | 耐火性◎、安価、デザイン豊富 | 吸水性あり、定期塗装が必要 | 約4,000〜6,000円 |
金属系サイディング | ガルバリウム鋼板など | 断熱材と一体型の軽量素材 | 軽くて断熱性◎、耐凍害◎ | 傷がつきやすい、錆のリスク | 約6,000〜10,000円 |
木質系サイディング | 天然木材など | 自然派志向に人気 | 風合い◎、断熱性〇 | 腐食・防火対策が必要 | 約10,000〜15,000円 |
樹脂系サイディング | 塩化ビニルなど | アメリカなどで主流 | 軽くて錆びない、メンテナンス◎ | 紫外線に弱く、選べる製品が少ない | 約5,000〜8,000円 |
セラミック系(光セラなど) | 窯業系+無機コーティング | 高耐久&高耐候 | 色あせしにくい、塗装不要も | 初期費用が高め | 約8,000〜12,000円 |
選ぶポイントは「気候×ライフプラン」
石川県や北陸地域は湿気・積雪・寒暖差が大きい地域。そのため、外壁材は以下のような観点で選ぶのがオススメです。
- 寒さ・凍害対策 → 金属系が強い
- 自然派・見た目重視 → 木質系や樹脂系
- メンテナンス重視 → セラミック系や金属系
- コスト重視 → 窯業系がバランス◎
編集部からのひとこと
サイディングと一口に言っても、素材によって耐久性・メンテナンス頻度・価格・重さまで大きく変わります。
住宅のスタイルや立地条件、そして将来的な塗装計画まで考慮して選ぶことが、長く快適に暮らすためのポイントです。
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