〜プロが教えるお役立ちコラム〜
防水工事とは、建物内部に水が侵入しないように防ぐための施工で、
主に屋上・ベランダ・バルコニー・屋根・外壁・浴室などの雨や水の影響を受けやすい場所に行われます。
以下に具体的な作業内容や種類、工法をわかりやすくまとめます。
防水工事で行うこと(基本の流れ)
手順 | 内容 |
---|---|
① 現地調査・下地確認 | ひび割れ・水たまり・劣化状況を確認 |
② 高圧洗浄 | 古い汚れ・コケ・ホコリなどを除去 |
③ 下地処理 | ヒビの補修・不陸(デコボコ)調整 |
④ プライマー塗布 | 接着力を高めるための下塗り |
⑤ 防水層の施工 | 各種防水材料を塗布・貼り付け |
⑥ トップコート塗布 | 防水層を紫外線や摩耗から保護 |
主な防水工事の種類と特徴
工法名 | 特徴 | 向いている場所 | 耐用年数 |
---|---|---|---|
ウレタン防水 | 液状のウレタンを塗る。複雑な形状にも対応 | 屋上、バルコニー | 約10〜13年 |
FRP防水 | 繊維強化プラスチックで強度が高い | ベランダ、屋上 | 約10〜12年 |
シート防水(塩ビ/ゴム) | 防水シートを貼る。耐久性と施工性◎ | 広い屋上、陸屋根 | 約12〜15年 |
アスファルト防水 | 熱で溶かしたアスファルトを塗布 | ビル屋上、重量に耐えられる構造 | 約15〜20年 |
防水工事が必要になる主な劣化サイン
- ベランダや屋上に水たまりができている
- ひび割れや膨れ、浮きが目立つ
- 建物内に雨染みやカビ、雨漏りが発生
- 防水層の色あせや摩耗
- 築10年以上経過し、一度も防水施工していない
編集部からのひとこと
防水工事は見えにくい部分だからこそ「まだ大丈夫」と思って放置されがちですが、
劣化を放っておくと内部まで腐食が進み、修繕費が膨らむリスクがあります。
北陸のように雨が多い地域では、10年に一度の点検・メンテナンスが建物を長持ちさせる鍵です!
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
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