〜プロが教えるお役立ちコラム〜
防水紙は屋根と外壁で種類や性能が異なります。それぞれの役割・環境に応じて、専用の防水紙が使われます。
屋根用の防水紙(ルーフィング)
◎ 特徴:
- 屋根材の下に敷き、水の侵入を防ぐ「最後の砦」
- 常に紫外線・高温・雨風にさらされるため、高耐久が求められる
- 勾配に対応した排水性能が必要
◎ 主な種類:
種類 | 特徴 | 耐久性 |
---|---|---|
アスファルトルーフィング | 安価・一般的 | △(耐用15年ほど) |
改質アスファルトルーフィング | 耐久性・柔軟性が高い | ○(20~30年) |
高耐久シート(ゴムアスなど) | 防水性能・耐熱性に優れる | ◎(30年~) |
外壁用の防水紙(透湿防水シート)
◎ 特徴:
- 外壁材の裏に施工し、雨水を通さず、水蒸気を逃がす
- 室内の結露を防ぎ、壁内の乾燥を促進
- 屋根ほど厳しい条件ではないが、透湿性能が重視される
◎ 主な種類:
種類 | 特徴 | 注意点 |
---|---|---|
透湿防水シート(一般) | コスト良好・住宅で広く使用 | 紫外線に弱い(施工後速やかに外壁施工が必要) |
高機能シート(タイベック等) | 高い耐久性・透湿性 | 価格はやや高め |
まとめ:違いと選び方
比較項目 | 屋根用防水紙 | 外壁用防水紙 |
---|---|---|
主な役割 | 雨を通さないことが最優先 | 雨を防ぎつつ湿気を逃がす |
耐久性 | 高い(直射日光・熱に対応) | 中程度(壁内の湿気対策) |
種類 | アスファルト系、ゴムアス | 透湿シート、タイベック等 |
編集部からのひとこと
「同じ“防水紙”でも、屋根と外壁で必要な機能は全く異なります。
価格だけで選ばず、“何を守るか”を考えた最適な選択を、信頼できる施工店と一緒に!」
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
無料の診断・お見積りで、最適な工法と費用を丁寧にご提案いたします。
「外壁塗装」「外壁サイディング」「屋根塗装」「屋根リフォーム」「雨漏り診断」「雨漏り修理」「雨樋修繕」など、
お住まいの状態が気になる方は、ぜひ各リンクから詳細をご確認ください。
地域密着だからこそできる、迅速・丁寧な対応をお約束します。

