〜プロが教えるお役立ちコラム〜
通常の屋根カバー工法(重ね葺き工事)では、既存屋根の上に
ルーフィング(防水紙)+新しい屋根材
を施工します。
しかし一部の工法では
「防水紙を敷かない」施工
が存在します。
その代表が Cガード工法 です。

Cガードとは何か?
Cガードは簡単に言うと
「通気層+二重防水構造を前提にした屋根システム」
です。
構造イメージとしては、
- 既存屋根
- 通気胴縁(空気層)
- 金属屋根(防水構造)
つまり、ルーフィングに頼らず、屋根材そのもので防水する設計になります。
なぜ防水紙が不要なのか?
通常、「ルーフィング=最後の防水ライン」
ですがCガードは、
① 屋根材の防水性能(嵌合構造)
② 通気層で水を逃がす
③ 二次排水設計
この3つで
「水が入っても外に逃がす構造」になっています。
Cガードのメリット
① 通気性が非常に高い
通気層があるため
- 結露が起きにくい
- 屋根裏の湿気排出
→北陸では大きなメリット
② 断熱・遮熱性能向上
- 空気層が断熱層になる
- 夏の熱こもり軽減
③ 軽量でカバー工法に最適
- 既存屋根を撤去しない
- 耐震性に有利
④ 施工が合理的
- ルーフィング工程が不要
- 工期短縮
→その分、コストが少し安くなる
デメリット
① 完全防水ではなく“排水設計”
通常の屋根→水を入れにくい構造
Cガード→水が入る前提で逃がす構造
つまり、施工精度が非常に重要。
② 施工できる家が限られる
下記の家は、施工前に要相談です。
- 築年数25年以上の家
→ルーフィングの耐用年数のため、ルーフィングを再設置する通常のカバー工法がオススメ。
- 雨漏りしてしまっている家
→Cガードを施工しても雨漏りは止まらない可能性大。
通常のカバー工法をオススメ。
③ メーカー・工法依存が強い
- 汎用性が低い
- メンテナンスも限定される
- すでに雨漏りしている家には施工不可
通常カバー工法との違い
| 項目 | 通常カバー | Cガード |
|---|---|---|
| 防水ライン | ルーフィング | 屋根材+排水 |
| 通気・結露対策 | ○ | ◎ |
| 施工可能な家 | オールOK | 限定的 |
| 施工コスト | やや高い(Cガードと比較) | やや安い(通常カバーと比較) |
編集部からのひとこと
屋根は
・水をどう止めるか
・水をどう逃がすか
この2つの考え方があります。
Cガードは後者。
つまり、設計思想が違う屋根です。
だからこそ大事なのは、
そもそも、Cガードの施工が可能な家かどうかを見極めること。
ここが、提案・説明できるかどうかが重要です。
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