〜プロが教えるお役立ちコラム〜
家を売却する前にどんな修繕をしておくかで、査定額や売れやすさが大きく変わります。
ここでは「費用対効果が高く」「買主の印象を良くする」代表的な修繕ポイントを3つご紹介します。
① 外壁のひび割れ・汚れをそのままにしない
理由:
外壁は家の「顔」です。
ヒビやコケ汚れがあると、建物全体が古く見えたり、「雨漏りがありそう」と不安に感じられます。
対策:
- ヘアクラック(細いヒビ)はシーリング補修でOK
- 劣化が進んでいる場合は、再塗装や外壁カバー工法でリフレッシュ
- 汚れ・コケ落としだけでも印象アップ
ポイント:
→ 第一印象が良い家は、内覧時の“印象評価”が平均で10〜15%高くなる傾向があります。
② 雨漏り・屋根の不具合を放置しない
理由:
雨漏りは買主にとって「最もリスクが高い劣化症状」です。
修繕歴が不明確なままでは、契約後のトラブル(契約不適合責任)にもつながります。
対策:
- 軽度の漏れなら屋根補修・コーキング補修で対応
- 屋根材が劣化している場合は、カバー工法で全体を保護
- 「修繕済み」として報告できることで、安心感と査定アップが見込めます
ポイント:
→ 雨漏りを修繕済みの家は、売却期間が平均で1.4倍短くなるというデータもあります。
③ 水まわりの劣化チェック(特に洗面所・浴室)
理由:
買主が最もチェックするのは、「毎日使う場所の清潔感」。
水シミ・カビ・腐食が見えると、「リフォーム前提」と見なされ、値引き交渉の材料になります。
対策:
- パッキン交換・コーキング打ち直し
- 浴室の換気扇や床まわりの防水確認
- 大がかりなリフォームではなく「部分修繕+美観アップ」を重視
ポイント:
→ 水まわりの印象が良い家は、成約率が最大20%高いとされています。
編集部からのひとこと
売却前の修繕は「すべて直す」必要はありません。
大切なのは、“見た目+安心感+機能性”を整えるバランス感覚。
特に北陸のような気候では、外壁・屋根・雨どいなどの防水系の補修が査定に大きく影響します。
小さなひび割れや雨シミも、「適切にメンテナンスしている家」として評価されるのです。
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
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