〜プロが教えるお役立ちコラム〜
ガルバリウム鋼板の外壁は「耐久性が高くメンテナンスが少ない」というのが大きなメリットですが、
まったく手入れ不要ではありません。
長持ちさせるためには以下のようなメンテナンスが必要になります。
1. 定期的な点検(5~10年ごと推奨)
- 表面の傷やサビの有無を確認
- シーリング(コーキング)部分の劣化確認
- ビスやジョイント部の浮き・緩みを点検
👉 特に「海沿い」「豪雪地帯(融雪剤の影響)」などはサビのリスクが上がるので点検頻度を上げると安心です。
2. 清掃
- 外壁に付着した土・苔・汚れを柔らかいスポンジや高圧洗浄で洗い流す
- 落ち葉やゴミが詰まりやすい部分(雨樋・水切りまわり)を掃除
- 放置すると「白サビ(チョーキング現象)」や腐食の原因になる
3. シーリングの打ち替え
- ガルバリウム外壁は「板と板の継ぎ目」をシーリング材で守っている
- 10年前後でひび割れ・硬化・剥離が出てくる
- 放置すると雨水が侵入して内部の下地が腐食する危険
4. 再塗装(15~20年目あたり)
- ガルバリウム自体はサビに強いが、表面塗膜は劣化する
- 光沢がなくなったり、色あせ・チョーキングが出たら塗装のサイン
- キズの小さいうちにサビ止め塗装を行えば、広がりを防げる
- 適切に塗装を行えば寿命を30年以上延ばせる
5. 局所修繕
- 傷や凹みがある場合は、その部分だけ補修塗装や板金交換
- 切断面やキズからサビが発生することがある
まとめ
「点検 → シーリング補修 → 洗浄 → 再塗装」
このサイクルを守れば、ガルバリウム外壁は40年以上の耐久性を発揮します。
編集部からのひとこと
ガルバリウム鋼板は「ほぼメンテナンスフリー」と思われがちですが、
実際には“ちょっとしたケアで寿命が倍変わる”素材です。
車のボディを手入れするように、外壁も「汚れ落とし・小さな補修」を怠らないことで、美観と耐久性を長く維持できます。
ホクリクルーフでは、外壁診断士、外壁アドバイザーが在籍しております。
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