〜プロが教えるお役立ちコラム〜
折半屋根(せっぱんやね)とは、金属板を山折り・谷折りに加工した屋根材を使った屋根構造のことです。
波状に成型された鋼板を並べて、ボルトなどで固定して施工します。
特徴
- 「折半」とは、金属板を折り曲げて強度を持たせた形状(波板に似た山形)のこと。
- 主にガルバリウム鋼板や亜鉛メッキ鋼板が使われます。
- 屋根材自体が梁(はり)としての役割も持つため、下地が少なくても施工可能。
折半屋根がよく使われる建物は?
用途 | 具体例 |
---|---|
🏭 工場・倉庫 | 軒高があり、構造がシンプルな建物に最適 |
🏬 商業施設 | ショッピングモール、店舗のバックヤードなど |
🚗 車庫・ガレージ | 折半カーポートや簡易車庫などで多用 |
🏫 学校や公共施設 | 体育館や給食センターなどにも |
折半屋根のメリット
メリット | 内容 |
---|---|
🛠 高強度・高耐久 | 折り曲げ構造で強風や積雪にも強い |
⛏ 工期が短い | 構造がシンプルで施工スピードが早い |
💰 コストパフォーマンス良好 | 下地が少なく済むため材料・施工費が抑えられる |
🧱 大空間に対応 | 支柱の間隔が広く取れるため開放的な空間設計が可能 |
折半屋根のデメリット
デメリット | 内容 |
---|---|
🔊 雨音が響く | 金属のため防音性に劣る(断熱材が必要) |
🌡️ 熱がこもる | 夏場は特に屋内が高温になりやすい |
💧 結露リスク | 外気との温度差で天井裏に結露が起きやすい |
💦 水はけの工夫が必要 | 勾配が少ないと雨水が溜まりやすい |
編集部からのひとこと
「タフな屋根ならコレ!折って強くする“折半のチカラ”」
折半屋根は、安くて早くて強い屋根材。
特に北陸のような積雪地域や強風エリアでは大活躍!
ただし、断熱材や結露対策はセットで考えるのがプロの常識。
金属ゆえの弱点を理解した上で、適切な設計・施工を行えば安心長持ちです。
屋根や外壁の不調は、早期発見・早期対処がコストを抑える鍵です。
金沢市・石川県を中心に対応しているホクリクルーフでは、
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