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コラム

「スタッコ」と「スタッコ調」って違いはなに?そもそも、どういう意味?

〜プロが教えるお役立ちコラム〜

スタッコとは?

「スタッコ(Stucco)」とは、外壁や内壁の仕上げ材として使われる塗り壁材の一種で、
左官工事によって塗り仕上げる素材・工法のことを指します。
ヨーロッパ、特に地中海地域の建築で古くから使われてきた歴史ある外装仕上げ材です。
日本でも洋風住宅を中心に人気で、職人がコテで塗り重ねることで生まれる立体的で味わい深い風合いが魅力です。

スタッコの主な特徴

特徴解説
🎨 デザイン性表面の模様(ラフ仕上げ、ウェーブ、ゆず肌など)を職人のコテ使いで自由に表現できます。
🌬 通気性・透湿性モルタル系ベースのため湿気を外に逃しやすく、壁内結露の防止にも一役買います。
🧱 耐久性適切な施工をすれば10年以上の耐久性。塗装メンテナンスでさらに長持ち。
🌧 雨や紫外線にやや弱い防水性能は塗装やトップコートによって保たれるため、定期的な保護が必要。

スタッコってどんなところで見られるの?

  • 地中海風・南欧風住宅の外壁
  • リゾート風のカフェや美容室の外装
  • 一部の高級住宅街のデザイン住宅 など

最近よく聞く「スタッコフレックス」って何?

スタッコの魅力を活かしつつ、現代の建築に合わせて改良された塗り壁材が「スタッコフレックス」。
アメリカ発のアクリル樹脂をベースとした柔軟性・防水性に優れた塗り壁材です。

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スタッコ調とは?

「スタッコ調(ちょう)」とは、スタッコっぽく見えるだけ
本物の左官材ではなく、窯業サイディングや金属サイディングの表面にスタッコ風の凹凸模様を施したものや、
吹付・ローラー塗装で質感を似せたものを指します。

スタッコ調って具体的にはどういうもの?

項目本物のスタッコスタッコ調
施工方法左官職人が手塗りサイディングや塗装など
材質セメント系 or アクリル系の塗り壁材窯業系サイディング、金属サイディング、塗装仕上げなど
質感重厚感・立体感あり模様付きのパネルや塗装で再現
メリットデザイン性・通気性工期が短い・コストが抑えられる
デメリット職人の技術が必要・コスト高め質感はやや本物に劣ることも

よく使われる「スタッコ調」の例

窯業系サイディングの表面にスタッコ模様を施したもの

スタッコ風塗装(ゆず肌、ラフ仕上げなどの模様塗り)

金属サイディングで凹凸のあるスタッコ風テクスチャ

スタッコ調のメリット

  • 手軽におしゃれ感を演出
    地中海風・南欧風の住宅デザインにぴったり。
  • 工期が短い・コストも抑えやすい
    左官仕上げと違って、専門職人を呼ばなくても施工可能。
  • メンテナンス性が高いものも
    樹脂塗装されたサイディングなら、汚れにも強い。

まとめ:

デザイン重視×本格志向の方には本物のスタッコ、
コスト・工期重視の方にはスタッコ調がおすすめです。

家の雰囲気や立地条件、メンテナンスのしやすさなども含めて、バランスよく検討するのがポイントですよ。

編集部からのひとこと

スタッコもスタッコ調も、それぞれに良さがあります。
「どっちが正解?」と迷う前に、「自分の家に合うのはどっち?」と考えるのが大切です。
外壁は家の“顔”。後悔のない選択をするためにも、プロの診断やアドバイスを受けながら、じっくり選びましょう!
気軽な【無料相談】や【外壁診断】もお気軽にご活用くださいね♪


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