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コラム

【緊急時】棟板金が飛んだときの対応ステップ

〜プロが教えるお役立ちコラム〜

屋根の棟板金(むねばんきん)が風で飛んだ時の対応は、放置すると雨漏りや下地の腐食など深刻な被害につながるため、できるだけ早急な対応が必要です。以下に、正しい流れと注意点をわかりやすく解説します。

① まずは安全確認(屋根に上らない!)

  • 強風が吹いた後は、屋根の上は非常に危険。絶対に自分で上がらない。
  • 地上から棟部分(屋根のてっぺん)を見て、「金属の板がない」「めくれている」などが見えたら要注意。
  • 家の周囲に落下物がないかも確認。

② 応急処置(業者が来るまで)

  • 応急対応はプロに依頼するのが基本
  • 可能であればブルーシートなどで一時的に雨を防げるようにする(※屋根に上らない前提)。
  • 火災保険申請のため、落下した棟板金や現場写真は保管しておく。

③ 修理業者に連絡(屋根専門の業者)

  • 棟板金の固定は専門の板金職人または屋根業者の作業が必須
  • 一般のリフォーム会社ではなく、屋根修理を専門にしている業者に依頼するのがベスト。
  • 可能であれば、火災保険の対応経験がある業者を選ぶ。

④ 保険申請の検討(火災保険)

棟板金の飛散は「風災」に該当 → 火災保険で修理費用がカバーされる可能性大

保険適用には:

  • 被害状況の写真(屋根全体、飛んだ棟板金、内側の様子など)
  • 見積書・修理報告書

保険金の申請は3年以内が原則(契約によって異なる)

⑤ 原因を確認し、再発防止へ

棟板金が飛ぶ原因の多くは

  • 釘の浮き・劣化(固定力の低下)
  • 施工不良(釘が浅い・下地に届いていない)

修理時には、ビス留め+補強板(金物)使用など、再発しにくい施工が大切。

修理費用の目安

修理内容費用相場(税別)
棟板金の部分補修(1〜3m)2万〜5万円前後
棟板金の全交換(10m〜)7万〜15万円前後
下地ごと修理50万円以上

※状況に応じて、仮設足場代金が別途で必要になることもあります。

※火災保険で自己負担0円になるケースもあります(条件による)

放置するとこうなる…

  • 雨漏り
  • 野地板や垂木など木部の腐食
  • 他の棟板金の飛散(連鎖)
  • 火災保険が適用できなくなることも(期限切れや拡大損傷)

編集部からのひとこと

「ちょっと飛んだだけだし…」と見逃しがちな棟板金の破損。
実は、雨漏り・屋根の腐食の大きな原因になる危険信号です!
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